廃墟
こんなの見た。
エロ本小屋・・・と言ってもエロ本がいっぱい捨ててあって、その為に男子中学生の共有財産化してるとかそういうのではない。ここに来るのはエロ本を切り刻む特殊な趣味の人らしい。
エロ本小屋の観察を始めて3年。
小屋管理者の人物像が、何となくつかめた気がした。
コンビニ弁当にミルクコーヒー、そして大量のエロ本とハサミを持参してやってくる。
そして、山中で1晩を明かし、その間ずっとエロ本を切り刻み続ける。
それが彼にとって、至福のひとときなのだろう。
エンジンを止めて、時には車外で黙々と作業をするため、冬は使い捨てカイロ、夏は電池式の扇風機と蚊除けを使う。
切り刻んだ後の破片には興味がないようで、山中や廃屋内に適当に投棄する。
彼が好きなのはエロ本ではなく、エロ本を切り刻むという行為そのもの、ということだ。
彼の素性が分かれば分かるほど、その猟奇的な嗜好が明らかになる。
だがその反面、そう怖い人でもないような、悪い人ではないような感覚も沸いてくる。
今までは全くの空想の中でしか存在しなかった彼の、人間性の一部が垣間見えたからかもしれない。
実体のある人間よりも、実体の無い人間の方が、はるかに恐い。
サイトはこのTEAM酷道と同じ人がやってるんですね。
廃墟は危険なので注意書きがあります。
廃墟によくある危険について、廃墟サイトのパイオニア「廃墟Explorer」に詳しく書かれているため、そちらをご参照ください。直リンしてもいいみたいなので、以下に貼っておきますね。
鉱山の廃坑については、本当に危険です。立て坑に落ちたら即死でしょう。墜落のほかにも、窒息・中毒・落盤といった危険があり、どれも生命の危険に直結するものばかりです。また、坑道は内部で無数に分岐し、大きな鉱山では数百という坑道に分かれて、総延長は1,000キロを越える場合もあります。帰り道を一つ間違えれば、二度と地上には出られないでしょう。
鉱山オソロシス。
ようやく世間でも「廃墟」というカテゴリーが認められつつあります。例えば写真集「廃墟遊戯」は3500円という価格にも関わらず約2万部、萬別冊「廃墟日本紀行 廃墟の魔力」も同じように2200円で約1万部、1部のサーチエンジンでは「廃墟」というジャンルまで出来ています。もはや、1つの文化が形成されていると言っても過言では有りません。
なんか廃墟ってジャンルが確率されてるんだなぁ。
それにしても廃墟って・・・よくこの手の画像はドラクエとかのダンジョンみたいだなんて言われるけど、随所に致死的なトラップが満載で怪しいクリーチャーにも遭遇できるこの感じは、むしろフロムかはたまたローグライクの雰囲気。ちょっとなにかしたら普通に即死。判断ミスったら軽く死ねるよん。