それなんて・・・なんだ違うのか
F15SEだそうで。
一瞬「SE?電子戦が得意なの?」とか思ったり思わなかったりしますが違いますん。サイレント・イーグルです。ストレスステルス性を高めたってわけですね。
・・・ステルスのF15?
それなんてパトレイバー劇場版2作目?
- http://www.geocities.jp/eagleplus_wizard03/200f15kai.html
- http://www.geocities.jp/eagleplus_wizard03/32f15kai.html
まぁサイレントイーグルはイーグルプラスみたいに推力偏向ノズルなんか無いし、カナードはステルス的に邪魔だから付けなかったというか無理してそんなもんで機動性上げなくて良いし、尾翼も申し訳程度しか寝かせてないしで全く違うと言って良いでしょうけど。
ちなみに模型シリーズはナイトファルコンもあります。
・・・パトレイバーの話はともかく。
見たとおり特徴的なエアインテーク、コックピットの真下まで延びているエアインテークですが、こいつがステルスのスの字も感じさせない、空気取り入れの機能一辺倒でして、とにかくがばっとでっかい面積を取っちゃっています。これはF-15の基本設計なので、ほとんど変更の仕様が無理なんじゃないかと思いますが、しかしRCS…レーダー波を反射する面積のこと…から見ると、これは不利なんじゃないかなぁ。
インテークの形は変わってないっぽいしせいぜい網みたいなもの付けてるぐらいなのかなぁ。全体のフォルムに手を加えたと言っても基本設計は変わらないし対症療法・・・
電波吸収素材とロービジ塗装ですが、ロービジ塗装はともかく、電波吸収素材の塗布がそれほど有効ならば、特に米軍なんかはあっという間に全部の機体に施すだろうし、メンテナンスを考えるとあんまり有効とも考えられないんですよねぇ。
最後にコンフォーマルウェポンベイ、武装の内蔵化ですが、これはどうなんだろう。実は一番よく解らないのがこれです。内蔵化によって、機体バランスが大きく変わって、現場の人間の方から嫌がられるんじゃないか? そう考えています。
どうにも微妙感漂ってるなぁ。
しかし話題性は抜群。当然オブイェクトでも取り上げられてた、というか取り上げたサイトを紹介してました。
ちなみに、このウェポンベイ内蔵増槽は着脱可能らしい。
ほうほう取れるのか。
それにしても、なんたってこのフォルムですから。なんか、どっかのアニメに出てきそうなデザインですよ。日の丸を描いてないのが不思議なくらいで。
日の丸は冗談じゃなく、マジ。この記事によると、国内だけでなく、アメリカのつごうでF-22を輸入できない国に売りこみをはかるようで、それって日本のことじゃん。
5カ国で190機の調達か。うち100機は日本向けと考えていいかも。あとは現用のサウディ、イスラエル、韓国、シンガポールか。
だいたい、このデザインは「日本人好み」ってコンセプトにちがいない。もし開発コードがYamatoだと聞いても、驚かないもんね。
正直、ステルス性能は空戦限定みたいですから、はじめから対SAMを想定しないでいい、日本だけをターゲットした提案と考えていいでしょう。
ウェポンパック(と、とりあえず命名)が着脱可能なのも、対地攻撃用途ではステルス性を放棄するという意味ですから。このへんも日本仕様という感じで。
あとはどうロボット体型に変形するかが問題。ヽ( ´-`)ノ
F22は渡せないけど日本に何か買わせたい。だからデザイン頑張ってみた・・・ってか。頑張るとこおかし・・・いや、どうせ使わないんだから正しいのか?日本の兵器はかっこ良ければいいのか?それはちょっとどうなのよ。
まぁ、かっこ悪いよりかっこいい方がいいけど。
Jane's Defence Weekly まで釣られて、表紙に持ってきてしまいました。
件の記事を読んでみました。
「F-35 の調達に躊躇しているカスタマー、F-22 を欲しいけど買えないカスタマーがターゲット」ということで、露骨な日本狙いですね。
ウェポンベイ内部の兵装架は重量制限 1,000lb だそうで、2,000lb 級の兵装は外部搭載必須になります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 25, 2009 at 11:19 AM
ミサイルの指令通信がどうなのかってやりとりもしてますね。そこが変わってれば結構意味あるのかな。