今期の作品

例によってもう本数大杉。

これはわかってて最初から一話だけ覗いてみた。それであーやっぱりと思った。
エロで釣ってDVDを売るための放送というのが前面に出てるからやたらに服が破れたりするワケだが、その際の放送に不適な部分の隠し方っていうのがいただけない。
例えば風呂場だったら湯気を描くとかやりようがあるだろう所まで、適当に白い光が走ってたりなんかするわけなんだなコレが。まだKEEPOUTの帯とかかぶせる方がマシだよ。キワドイ隠し方にするでもあからさまで面白い隠し方でもなく中途半端。単なる制限版って感じでつまんない。

いわゆる落ちもの。ってゆーか本当にヒロインが「どいてくださーい!」とか言いながら降ってきた。
一時期フィギュアがすげーエロイって話題になってたし、そういう路線ならあまり期待はできないと思っていたんだけど、なのはをやったスタジオだっていうんでアクションに期待できるかなと思って見た。
案の定ばいんばいんぼよんぼよんで主人公が鼻血ブーという既視感あふるるやりとりでこれでもかと巨乳サービス。貧乳と幼女とショタもいてます。つーかはずかしーですなハーレムアニメw
まぁ意外と面白いんで見てます。今の所シリアスなシーンはほとんど無くてドタバタしてるだけですが、「拳系」のヒロインはスピード感も出せてるし、鉢植えの植物を巨大化させて攻撃したシーンの後、鉢が植物に支えられて浮いている絵とか細かいこともしてる。真面目に考えると根も成長して鉢なんか木っ端微塵だろうけどまぁ面白い絵になれば良いのだ。
後はシリアスな展開が鬱陶しくならずに作品の一部としてこなせるかどうか。やや期待。

これは特にいうことも無い。いつも通りのスレイヤーズですな。

前作が薄味だったので見なくても良いかなと思ったんですが、スケッチブックの空を演じた花澤香菜が地方出身の垢抜けない娘を演じるということで興味を持ちました。
とりあえずその点は良いです。後は背景が物凄いことになってる。
実写取り込みかと思ったんですが、

今夏放映予定の当作品アニメ版の美術・背景を担当することになりました。 一部にてプロモーション映像が公開されたようですが、とにかく大変な作品になってしまいました。 『絵的な表現をしない』というコンセプトの下、美瑛の景色や下北沢の街並み…参考の写真はあるものの、苦労しながら無駄に滅茶苦茶描いております。(笑 …泣?)

http://ryubido.jp/x_sorasp.html

背景屋さんが死んでます。
この力の入れようにロードムービー的評価をする向きもありました。
「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」は極上のロードムービー - ご機嫌よう。さようなら。

魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」では第一話で、主人公が地元の北海道を離れるまでが、第二話では東京に辿りつき、瑞々しい感性で下北沢の街並みを散策する様子が描かれていました。

東京へ旅立つ前日、主人公の鈴木ソラが親友と話をするシーンです。このシーンでは、一瞬主人公達がどの位置にいるの分かりません。視聴者には延々声優さんの声だけが聞こえてくる、というアニメとしてはビザールな空間が生まれます。実は、橋の下で話をしているんですが…。

ただ、旅やら街の散策が本体という感じでも無いのでロードムービーと言い切るのは無理がありますね。あくまでそういう要素もあるというところか。
こちらの方は小林監督と同じようにロックが好きということもあってこの作品の「良さ」の方をたくさん感じている様子。そうしたら本人らしきコメントが。

コバヤシオサム 2008/07/19 20:10
いいですよねーロードムービー
僕もベンダースの「さすらい」とか「都会のアリス」とか大好きです。
もちろんジャームッシュの映画も。
寅さんもロードムービですよね。

僕も難しいことは良く分からないですけど背景じゃなくて風景が好きです。
風景に対する愛情が伝わったのかな。

あの橋のシーン、僕も気に入ってるシーンなんで凄く嬉しかったです。

風景を大事にする意図はやっぱりあるわけね。
この作品、結構絵を止めたままキャラクターが画面に無いオフの状態で会話してたりします。そうすると声だけで感情が表現されることになるわけで、なんだかずっと喋ってる感じがします。キャラクターが画面にあっても同じ構図で固定したまま、やっぱりずっと喋ってます。
止め絵と会話。場面が移って会話してまた場面が移って会話して・・・そんな会話劇ですね。そういうのも悪くないと思わせるのは凄まじいクオリティの背景があるからで、そこは目論見通りになってるんじゃないかと。
キャラクターの造形が背景とは逆に物凄くシンプルなのは、オフの時と同様に会話の音声を聞かせる為なんでしょうかね。
ただ肝心の会話内容はあまり評価しません。ダイアログっていうんでしょうか、雰囲気のある話し言葉を交わすことには長けているようなんですが、なぜそんな話をするに至ったのかという「会話の背景」が今ひとつ描写されず底の浅い印象を受けます。
特に「豪太」はキビシかった。
豪太が魔法に対して複雑な感情を持つことを表現する為の回想シーンがあり、魔法使いが嫌いな母親に魔法が使えることを隠していた父親が責められ、「嘘をつかないところが好きだったのに隠し事をしていた」と憤慨した母親が出て行ってしまうのだけど、この母親がなぜそんなに魔法使いを嫌いなのかとか、そんなに怒る程重要な父親の誠実さというのはどんなものだったのかとか、豪太の苦悩を理解する為に必要だろう肉付けが足りないと感じる。
このままでは「単に隠し事があったぐらいで出て行った短絡的でバカな母親」になってしまう。にも関わらずこの母親の言葉を思い出すことによって豪太の魔法は依頼者の心を癒し、とても優しい母親として扱われている。
このエピソードって、豪太が魔法の為に失った母親の言葉で魔法を成功させることによって、自分の中で再び両親を結び付け、父親から受け継いだ魔法の力を受け入れるって意味があるんだと思うが、肝心の豪太がどれだけ両親を愛しているか、どれだけ魔法の存在で屈折することになったかという部分が伝わってこない。
どうもね、評価真っ二つで微妙な作品なんだけど・・・多分監督のせいじゃないんですよね。むしろ監督は良くやってる。しかしこの人物描写の浅さはいかんともしがたいか・・・というところ。
ところでこれはちょっとウケたw

いや、富野監督作品に似てるんだ、あの不愉快さは。違いとしては富野作品の登場人物は独善的な人だらけで、その罪は死によって償われるためにカタルシスを持って迎えられることかなー。そんなら最終的にあの主人公が死ねばみんな納得してくれるのか。富野監督だったら容赦なく殺してくれそうだ。ということで富野監督版『魔法遣いに大切なこと』が見たい。

http://d.hatena.ne.jp/WAFL/20080718/p1

確かに見たいが・・・w

一話だけ見た。声優豪華だなぁ。
汽車が毎日同じ場所を通るので「あいつは真面目なんだろう」と思ったりしてたカカシが、お役御免になって倉庫に置かれていたのだけどある日動けるようになった。それで同じ倉庫にあったガラクタの修理をしていたら人間と知り合いになって玩具を作るようになったんだとさ。
こういう特に何もない話で和みたいなら良いかも。

豪雨の中男同士で手を取り合ってくるくる回る
魔性のゲイ。
これに尽きる。
まぁ普通に結構面白い。以前ドラマ化してるんだって?

なんか紹介番組で監督が結構ヤバイこと言ってたんですよねw
総作画監督りょーちもって人に期待してるということなんですが、なんか以前一緒に仕事してたら一人で100カットだか描き切ったのを見込んでの抜擢ということで、つまり負荷をかける気満々、千尋の谷に突き落とすつもりでの起用ですよw
ヒロインのバーディーはすごくパワフルなキャラクターということで派手なアクションシーンを描くわけですが、力強さだけでなく女性らしくしなやかな動きをさせたいということでフィギュアスケートを参考にしているそうです。跳躍からの身のこなしを楽しみたいところ。
「有田しおん」の予告はなんかうっとうしいなぁ。

田中芳樹原作で・・・オジサンに人気って本当なんですかね。
いきなり1・2話が前後編になってたんでオチまで見ようとして2話みることになってしまった。
高飛車な女に服従して無茶をフォローする男が居るわけなんですが、「あなたは僕が死なせません!」と言わされるこの男に感情移入できる程薬師寺涼子が魅力的なのかというと・・・ピンときませんなぁ。
一方的な関係かつボロを出さなくって男は受け入れるだけっていうんじゃあツカミとして失敗してるという感じか。ワケのわからん高圧的な女に何かの事情で付き合わされるという話は珍しくないワケだけど、大人向けを意識したせいなのか変に距離が有って噛み合わない関係。
3話以降は見てないけど何か進歩してるんだろうか。絵的にもあんまり好みじゃないけどねぇ。かなり微妙。

これまた試しに2話ぐらい見てみた。
まぁわかりやすいですな。キャラクター見て気に入るかどうかが全て。で、見てない。
薬師寺涼子とルイズを両方好きな人ってのはいるんだろうか?

丸っこい適当な招き猫のにゃんこ先生が可愛いw
驚くことに井上和彦がやってるんですよね、この丸いの。で、ジジイ的高音のコミカルな声なんですけど、時々大きなケモノの姿になると某山岡さんみたいな声になります。
話の方はと言いますと、霊感があっておまけに両親も他界しちゃって、親類の家を転々としている上に友達のいない高校生である夏目君が、やっぱり見えてた祖母の遺品を受け継ぐということで始まります。それが人間の代わりに妖怪を相手にしていた祖母夏目レイコの「友人帳」で、こいつは適当にどついたりだまくらかしたりして*1手に入れた妖怪の名前が載っており、妖怪を支配することができる。なので夏目レイコと似ている孫が現れたことで名前を返せと迫ってくるんですね。
それじゃあバトルものなのかっていうとそうじゃない。夏目君は争いを好まないし、妖怪の方も良いヤツが多い。出会った妖怪に名前を返してやる度に祖母の記憶を辿って、少しずつ妖怪のことを理解していくんですね。
変なものが見えるせいで人間の友達が出来なかった夏目君と、普通の人間からは見えない妖怪達。秘密の世界で交わされる一時の交流を垣間見る物語。
優しい作風のせいかこんなこともあったそうで。

深夜アニメへの投書が採用・掲載される事自体が
そもそも珍しいと思うんですが、
少女漫画を原作とした深夜アニメに、投書をしてきたのが
39歳の女性というのが意外というか感心したというか。

http://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20080725/Letter_Yomiuri

この作品もARIAの様に悪人というものが出てこない世界なのかな。僕は毎週楽しみにしています。

悪くないけど微妙。垢抜けない感じも含めて楽しむものなのだろうか。
原案・シリーズ構成が榊一郎ってカルネージハートの人ですねぇ。
感情に応じて電磁波が出てしまう特殊な人を巡る攻防ということなんですが、SFテイストは薄目でアクションが中心って感じ。端末壊したぐらいで全情報消えないだろサーバーどうなってるとか細かいこと突っ込んじゃいけません。
EDはこれ・・・70年代?歌はモモーイですか。

こっちは白い方。ロリ度アップw

セガがゲームのプロモーションでアニメを先に放送してるらしい。
GIGAZINEか何かで古屋徹がクマ勇者だとか紹介してたのを見た時は期待できないと思ったが、見てみるとなかなか良い。
何が良いって獣人。このアニメは獣人に支配された砂の惑星というちょっと変わった世界なんだけど、獣人と言っても耳と尻尾が付いてるだけのヤツで終わらず、頭が丸っきり鳥でクチバシの形に合わせた鉄火面被ってたり、宮崎ホームズよろしく猫が二本足で立ってるだけみたいな猫獣人とか、蝶が飛んでるとそのまま食っちゃうカエル獣人とか、もうそのまんま動物。これぞデミヒューマンって感じで最近見なかったテイストです。
耳と尻尾だけのもいるんだけどね。主にヒロイン的なキャラクターがそうなるのかな。
OPの最後の部分がなかなか良い。

ところでちょっと話題になった回がありまして。

絵コンテ・演出・作画監督・第一原画、石川健介の一人舞台。「ノエイン」第2話の時も、女子小学生がキャラデザとは別人のように色っぽくなってたり、やりすぎと称賛(?)の声も高いお風呂シーンなど印象に残ってますが、今回も、モルテとゲストの囚人の娘など女の子のアップを極端に美化して描いて、それ以外の手を抜けるところはトコトン抜くと言うメリハリの効いた(効きすぎた?)手法で強烈な異彩を放ってました。どこからがマジにやってる意図的な演出で、どこまでが本当に時間が無くて誤魔化したものなのかはわからないけど、中途半端に作画が崩壊するよりも、個性全開でぶっ飛んでしまえばネタアニメで通用するから、これも一つの答えかもしれんね。絵コンテ撮っぽい部分すらギャグ調の演出で乗り切ってしまうような、こういったノウハウが無かったら、ヤシガニ級になってた気もする。

http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20080722/p4

すごいんですよ3話。
続・たてまつやんの“ぼうけんの書” ワールド・デストラクション 第3話 「獣人には二通りある」 感想
ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~・第3話: 異常感想注意報
動画有った。

すごい!面白そう!!wwwwww
この間は古屋徹クマことトッピーの旧友ヤッピーっていうのが出てきて、池田秀一がベアベア言ってたりネタ展開。なかなか面白いんでないかい。

シャア@池田秀一カミーユ飛田展男まで登場した、ガンダム声優の回。考えてみれば、アムロはもちろんのこと、ルナマリアに刹那とこちらもダンダム声優だったのをすっかり忘れていたよ。

http://d.hatena.ne.jp/babitto/20080805#p1

まだまだやってくれるに違い無い。

前にパチスロ化した時すっごいバカにしてたんですけど、一応見てみたら結構面白いw
三国志ベースで全員女性なんで「姉妹の契り」とか交わしてますけど、次回予告で「スカートのプリーツは乱さないように」とかマリみてネタをかます始末w
百合キャラも多いしダメさ加減が良いなこれは。三国志を知ってると笑えるネタも仕込まれてるから好きな人は凄く好きかも。長生きがどうとか・・・
とりあえずEDはこれもん。

本編でも時々デフォルメキャラになるけどパチスロユーザー向けのサービスだろうか?
しかしパチスロからポロロッカ*2してきた人は百合ネタとかついていけるのか?w
元々は18禁ゲームってことだけどそうすると男性主人公がいるわけで・・・影も見当たらないのはパチスロ化の時点で居なくなったのかな?そうするとこれはパチスロのアニメ化?

新作じゃないヤツ

前期から見てるもので面白いのは、RD、フルメタルパニックマクロスF二十面相の娘絶対可憐チルドレンコードギアス。特にRDとマクロス
RDは普通に面白いSF作品だし、マクロスはサービスが良い。スカルマークのバルキリー乗ってる人がパインケーキ云々言いつつ死に掛けてやっぱり生きてるとかワロス。それとこのところOP毎週変わってんじゃん。
ギアスはきっかけ上手いけどなんか大雑把なことしちゃったねw
微妙なのが順に、ブラスレイター、チーズスウィートホーム、アリソン、我が家のお稲荷様。狂乱家族日記は既に飽きたので切った。お稲荷様は良くも悪くもライト。
アリソンは飛行艇が広い水面に着水するのに空母着艦よろしく機首下げとかしちゃってるし、所々面白いやりとりしてるけどどうも腑に落ちない感。
チーは猫ものとしては薄い*3けどまぁ擬人化だとこんなもんだろう。
ブラスレイターはなんであんなにもメカがかっこ悪いんだろう。ゾイドの出来そこないみたいなヤツが出て来たけど、前のパラディンといい・・・平成ライダーのパクリみたいな融合体だけで良いのに。やっぱゲルト死ぬまでで終わったかなぁ。ヘルマンがバイクとハルバードみたいな得物ってのはカッコいいんだけど、これがゲルトみたいに早々と死ぬとか有りそうでなんとも。割と読めない展開という意味では面白くも・・・あるのか?

*1:レイコさんは結構酷いwでもあんまり悪気が無いというか憎めない感じなんだよねぇ。妖怪の方も好意的なヤツが多かったりして。

*2:パチンコからアニメに入ってくる「逆流現象」をポロロッカ現象と呼ぶ。絶望した!

*3:それは違うぞと突っ込みたくなる行動解釈が気になって・・・