何もしたくない日

休みだというのに何もしたくないということは結構あって。
どうなるかといえばただ寝ている。夢を見ている。目を覚ましてもやっぱり何もしたくない。何もしないでいるとまた眠っている。夢を見ている。夢の中は心地いいのだ。その時は夢から離れたくないのだ。
結局やらなければいけないことはあるから、ギリギリになってから起きて何かをして、それで休日を終わりにするのは空しいことなのだが、それでも夢を見てしまうのだ。
起きてしまえば夢の中身なんて忘れてしまう。目を覚ました瞬間ですら覚えちゃいない。仮に覚えていたとしたって、夢なんて意味の通るようなシロモノじゃあ無い。夢の中には夢の中でしか通用しないルールがあって、その中にいる限りは現実よりも大事なことが何かあるようだ。夢から覚めたばかりの意識にはぼんやりとその感覚が残っているから、そちらに戻って続けようと、まだ夢に片足を置いているらしい。
そうやって過度に眠ると頭が痛かったりするので困りものなのだが、いかんなぁ。動かないから筋肉ポンプが働かなくてうっ血性の脱水症状が起きていたりするのだろうか。長時間水分補給もしないわけだし。
そして夕方起きだして夜になり、次の日も有るから寝なくちゃいけない。寝酒をすれば身体にも良くないのだった。寝酒より睡眠薬飲んだ方が身体の負担は軽いんだってね。あまり気持ちよくなさそうだが。