気の弱い人は見ないように

若い男の大腿部に出来た小さな脂肪腫を、かわいい娘さんが手際よくカッターナイフを使って切除している。「麻酔なし」と説明されているが、出血の具合などから、局所をたっぷり冷やして、鎮痛と血管収縮を得ているものと思われる。

気持ち悪い。切開するのを見てるだけで気分が悪くなる。大きな画面で見たいという奇特な方はこちらから・・・
さぁどうぞたっぷり見てくれ。
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先月11日、ミネアポリスの中華ファミレスで、フォークを持ったまま座席の背にのぼって遊んでいた子供(年齢、名前とも公表されず)が転落し、自分の鼻を串刺しにしてしまった。ファミレスでガキが騒ぐのは、どうも世界的デフォルトであるようだ。

あっぶねー。

これはちょっと懐かしくなってしまいましたねぇ。
で、こちらのリンク先にある、

保存的療法を好んで行う形成外科医のサイト。
この医者の治療方法が説明されてるのがこれです。

よく使っているらしいアルギン酸塩について。

言うまでもないワーファリンは「抗凝固剤」であり「血が固まらないよう」に使われる。従って,極めて止血しにくい(そりゃ,当たり前だって)。
 一方の人工透析であるが,この場合も血液が固まるとシャントが詰まってしまうため,抗凝固剤をバンバン使っている。当然,出血すると止まりにくいのは当たり前。

こんな条件下で止血できるのか。
治療の経過が色々出てます。
ぱっくり口が開いてる・・・フタクチ?

頭髪を固めて傷を閉鎖。すごいすごい。

他にもこういう結構な症例写真が一杯。

いやぁ気持ち悪い。アレがアキレス腱だなんて言われなきゃわからないな。アキレス腱削るっていうのも聞くだに怖い。
こっちもすげぇ。

アキレス腱といえばこんなのも。

治り難い部位ということで、自転車でこんな怪我しないように気をつけないと。
足の怪我といえば弁慶の泣き所。

医者にとっても泣き所らしい。
これは外傷による壊死。全層壊死って書いてあるな。良くこれを治せるものだ・・・

糖尿病による壊死。足が溶けてる・・・糖尿病って怖いな((((;゚Д゚))))

ご存知のように,長期間にわたり人工透析を受けている患者さんの皮膚は薄っぺらになり,ちょっとした外力で大きく裂けてしまう。また,人工透析中は抗凝固剤を使うこともあり,一旦出血するとなかなか止まらない。つまり,通常の「消毒してガーゼ」では治癒させることはかなり難しいと思う。

透析はそんな苦労もあるのか。
それでなくても高齢になると皮膚が弱い。

高齢者皮膚は極めて脆弱でわずかな刺激で剥離することが多い。当院の経験では背部褥瘡の処置中に体を支えていたわずか3分の間に、支えていた部位の皮膚剥離を来したこともある。

それほどまでなのか・・・

なんだこれは。

酒飲んでること自体が良くないのか、肝硬変だからか、ともかく怪我してて酒は褒められたもんじゃなんですな。これじゃ酔いも覚めるわ。

通風も怖い(;゚Д゚)なんか消毒し過ぎるなって書いてあるな。

重量物落下で足が・・・ああ小指が無くなってる・・・

爪が剥がれたケース。

これまで「爪を剥がした」ことがある人にとっては,ほとんど信じられないことだろうと思う。3日でお風呂に入れ,普通の靴が履け,痛みが全くなく,2週間で治療終了なのだから・・・。

これは・・・でっかい血豆?

なぜ,水疱(血疱)を直接穿刺しないかというと,水疱膜(血疱膜)を破らないようにするためである。
 この原理は「ゴム風船に針を刺しても破れない」というマジックと同じである。針を刺すところにあらかじめセロハンテープを張っておくと,針を刺してもゴム風船は破れないってやつね。

ほほう。うまいもんだなぁ。
指の潰瘍。細菌の仕業らしい。

ダニ切除。無理に引っ張ると頭が残るんだそうで。

犬に唇を噛み切られた人。

尻が割れた人。

指を挟んで爪の下に出血。

指の外傷について。

このサイトでは「素人」の皆様が多数見ていると思われるため,余りに生々しいもの,余りに痛々しいもの,余りにショッキングなもの(指尖部切断など)は除いてあることを,あらかじめお断りしておく(指尖部切断の症例には,もっと驚異的な写真がいくらでもあります)。

それでもアレかい。
断端形成、ちょっと短くして整えるやり方について。

そういえば昔、喧嘩して指の骨が見えちゃったって人がいたけど、やったんかな。

手術後に傷が開くことは稀ではない、ということで。

創縁に緊張がかかっている時,よく行われるのが「丈夫な太い糸で縫合する」という方法だろう。3-0絹糸で切れたら,2-0, 1-0 の糸で縫おうという方法論。丈夫な糸で縫ってしまえばくっつくだろうという考えだ。実はこれ,理論的にはおかしな選択である。もちろん,糸が弱くて糸がちぎれてしまうこともあり,その場合はより太い糸を選択すべきかもしれないが,所詮は糸の強さと縫合されている組織の強さの綱引きである。それ以上の力が創縁にかかった時,糸が強ければ組織が切れ,組織が強ければ糸が切れるだけの話だ。つまり,丈夫な糸で縫合してもそれ以上の力が加われば,縫合している部位が裂け,次第に創縁が壊死してくる。

 また,創縁を強い力で引き寄せ,強い力で縫合すればするほど,創縁の循環は不良になる。だから結局は,創縁にかかる緊張をいかに少なくするかが勝負であり,糸の材質と太さは二次的な問題でしかありえないと思う

こういう考え方の人なんですねぇ。それにしても、

こんな傷治らなかったらと思うと怖くて仕方が無い・・・

なんとこんな状態でも入浴可。
これはなんだろう。

お湯に入れて熱がるわけでもないのに熱傷を負ってしまったという。
これはまた酷い熱傷。スカーフに引火したということで、あっという間だったはず。

瘢痕拘縮の治療を本業にしているのが形成外科医である。つまり,瘢痕拘縮が起きて目が閉じにくくなったら,形成外科医に紹介すれば問題は解決する。

「瘢痕拘縮」って傷が治った部分が縮んで動きが妨げられることで良いのかな?それを解決するのは治療が進んでからなワケですね。
さて、ざっと見てきて・・・なんかもうカッターナイフで切開なんか屁でもない感じでしたね。やはり本物の怪我や病気ほど恐ろしいものは無いというか、自分もこうなるんじゃないかという想像力を刺激してしまう所がある。
湿潤療法自体は古いものであるようですが、なるほど、僕もほぼノンフィクションの小説に出てきた話を覚えています。昔から「自分のオツユで料理する」と言うんだそうで、Drヘリオットも切断しかないと思われた外傷を閉鎖して奇跡的な治癒を達成しました。彼は獣医ですが。
まぁ覚えておいて損は無いかも。ちなみにひび割れとか出血が無くて塞がらない切り傷は液状伴創膏つけとくとすぐ治ります。コロスキンとか。