Cocco

ぼーっとTV眺めてたらCoccoが出るという番組が始まった。
この人、どうも若い女の子に人気の突っ走ったタイプ、ぐらいにしか思ってなかったけど、引退したのを須藤晃が「お願いして歌って貰った」尾崎豊トリビュートとか妙な所で評価されてて、なんなのかなーと思ってた。でもカバーはピンとこなかったし、まともにこの人の歌を聴いたことというのが一度も無かった。
Wikipedia見るとこれがまた妙な感じ。
Cocco - Wikipedia
うーん。・・・多分、人を信じたくてらっしゃるんでしょうかね。悪いことじゃないですがね。
まぁとにかく、待ってたんですよ、出てくるの。そしたら最後でやんの。
まぁね、恐ろしく挙動不審だったんで、無難な構成なんだろうなぁと、まぁしょうがねぇかと思いましたけど。これがまたかなり訛りもそのままにナチュラルな感じの方で、他の沖縄出身アーティストみたいに本州人化してない感じ。こりゃかなり貴重な方で砂。大事にして欲しいかも。なんとなく。
肝心の歌の方はというと、「Heaven's hell」ってタイトルこそ大丈夫かと思ったものの結構面白い。
「振り招く」なんて言葉を使ってたりして、響きに気を使ってるようでもあるし、「鳴らせ終末の鐘 どうせ聞こえない」なんてのは所謂メッセージソングとは違うなと思わせる。そんな鐘がガンガン鳴ってたって気にせず生きる人に失望したのかね。届かないと思ったなら何を歌う気だ?
「心から出た声が心に届かないなら、本当のことはもう声に出さずに唄う」(シオン「サンタクロースの夢をかじって」)って感じかね。ちょっと気になるねぇ。