アニメギガ最終日

なんで松尾貴史いるのかと思ったらダイエットした岡田斗司夫だったwww
「映画館から帰る人を不安にさせたくて仕方ないんですよあの人は」とか言っててワロスw
オタキング語ってたなー。毎回映画にテーマを設定してしまう押井守って話が出たけど、「勝つために戦え」の押井さんだから当然だよなぁ。やるからには何か獲得しないと気が済まないんだあの人はw
そしてその追い求める先を一緒に追いかけたいからつい頑張って煙幕だらけの作品を見ちゃうというファンが、海外のクリエイターにもいたりするからタチが悪いw
好きだからって模倣したって同じ状況が無い以上同じ物なんてできっこないけどねぇ。
0時過ぎの延長戦に平野文まで残ってたのはちょっと凄い。アメリカザリガニの二人もノーギャラで残ってマネージャーが先に帰ったとか言ってるしイラスト妙に上手いしw
ビューティフルドリーマー主題歌の松谷祐子からFAXがきたのもこの時だったな。今は2児の母だとか。あの歌が流れるところで涙がでると語っていた宮崎さんが帰った後だったのは残念だった。
しかしほんとに楽しめる番組だったよなー。最初の方は西村純二が当時の苦労を語ってくれて、その周りでみんな盛り上がること。本当に好きな人ばっかりだもんなー。宮崎哲弥やら司会の里匠*1までもがファンで、そりゃ見てる方も嬉しくなるw
まぁ雑用があったりして映画の方は全部観るわけにもいかなかったが、さわりだけでも気持ちが盛り上がることは確認させてもらった。やっぱ手元に欲しいなぁ、押井作品は。金なんか無いけど。
次のアヴァロンも大江戸ロケット見るために中断した不真面目なファンである。ツィタデルとかいうあのゲテモノに前衛すり潰して対抗する所やクラスSAは見たかったが、番組見てる目的が豪華ゲストと監督の回想なんでそこまで律儀には観ないつもりだった。それでもツィタデル登場までは観たのだが、なんだかヤッターマンとかに出てきそうなシルエットだと思ってしまったw疲れてんのかなw
押井さんの話はやっぱり「なぜ外国でアヴァロンを作ったか」ってことで、「映画に国籍は勿論ある」って話でしたね。
なんでもSFを作ろうとしたら日本じゃ出来ないって結論になったそうで、ポーランド映画好きだからポーランドにしたと。それでも日本の映画にするために全部の絵に手を加えていると。
で、出来上がったものは何なのか?外国映画のフリをした日本映画じゃないか?みたいなことも言ってましたけど、それでも押井映画なんですよねぇ。
人間としての国籍は日本だけど映画の国籍はどうなのか?それも結局日本であると。ランボー見たってベトナム戦争関係無く見ちゃう日本人だと。逆に日本のアニメだって海外でも日本人が観るように見られているわけが無いんだと。そこには沢山誤解があって当然で、その誤解に耐え得るのが良い映画であると。
聞き惚れちゃいますね。「音楽は国境を越えるとかいうけれども、映画は国境を越えない。」とか。思わず誰かに聞かせたくなってしまう。こんなこと考えて映画作ってる人いないよな。大体押井さんてのは観る者に判断を委ね過ぎだがそこが良い。誤解されるのが作品だと思いながら作ってるとか、そんなもの理解できるわけ無いじゃんw
ま、誰か他人の作るもの100%理解できると思うなら、そりゃはなっからおかしいのかもしれないけれども。そんな孤高さが堪らん。
最後はイノセンスでしたけど、あれ・・・興行的にはどうだったんですかねぇ。スゲーけど。
当時品川のアイマックスシアターが空いててねぇ・・・わざわざ観に来た人は大満足って感じだったけれども。「もうバトォォー!って感じだった!」とテンション上がってる腐女子っぽいのもいたなw
TVで観るとさすがに暗い画面構成だと感じますかね。ゲーム用に明るさ抑えたモードだと見えんwイマドキ複数の設定切り替えられるTVが多いだろうけど。ソフト持ってたらこれ規準にすれば黒っぽい画像もOKだなぁ。
内容はもうね、「もうバトォォー!って感じ」ですよwいやほら、『「映画を語る映画」が語れる』ほど映画詳しくないし無理無理w
ラストになる延長戦の方はFAXに答えて氷川さんが「その場でググって」みたいな言い方するのがちょっと面白かったw電脳化されてるキャラクターがその場で外部記憶やネットを検索して会話してるってのはこの番組見てる人がわからないはず無いような当たり前のことだけど、その・・・グーグルなんすかwいや、検索エンジンに関わらずググるが一般名詞化してるという話もあるけど、あのキャラクターにこんな似合わない言葉ないだろwww原作のお茶目なバトーさんならともかくw
ああもう楽しくてしょーがねぇやw他の日の録画も楽しみだな。金曜寝てしまったのが悔やまれる・・・平日深夜に再放送とかあっても死にそうだがw

*1:アニメギガの司会だそうだから当然なのかもしれないが