危険視される趣味

よしつねさんとやりとりしてたら改造エアガンの話があった。

「本物の拳銃と同等の殺傷能力」と書いてあるので、「改正銃刀法(0.98J規制)が実施されているのに、まさか、普通に販売されているエアガンに、実銃(空気銃なら10J、装薬拳銃なら100J)と同様のエネルギーがあるわけがない」と思うだろう。それはその通りだ。

どういうことか?

通常の、というかサバゲーとかで使えるBB弾を発射するエアガンはエアソフトガンですか。

空気銃(くうきじゅう)とは、エアガン、ガスガンとも呼ばれる銃。エアライフルの様にスポーツに使う競技銃から、遊戯銃であるエアソフトガンまで様々な銃がある。一般に「空気銃」という場合は前者を、「エアガン」という場合は後者を指す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E9%8A%83

競技用の空気銃では10倍、本物の銃では100倍のエネルギーになるっちゅうことですね。
リンク先に書いてありますが、問題になったエアガンはカートリッジが弾丸(薬莢)を模していて、撃鉄で打撃するという外見上は本物を再現するような仕組みを持っていたわけです。
で、どんな改造したら本物と同じぐらい強力になるかというと、要するに弾だけ本物を撃っちゃえば良いわけです。正確には本物の火薬を使えば良い、ですけど。
しかしメーカーとて危険は認識しているわけで、過去に似た事例が問題になったことも踏まえて打撃を弱くしているとかで、そのままでは本物の弾丸を撃つことはできないようです。
だから、薬莢を本物と同じ強度にして火薬を詰め、本物より弱い打撃で機能する雷管を備える・・・つまり本物以上に敏感な弾をこさえれば撃てるだろうということです。暴発は覚悟の上で。

これはエアブロガの推測だが、警察は、「撃鉄で薬莢を打撃するタイプのエアガン」を目の敵にしているのではないだろうか。金属性モデルガンでは、撃鉄で薬莢を直接打撃するタイプは禁止されているし、そのほかにも拳銃に転用されないように銃口を閉じるなど、厳しく規制されている。ではあるが、プラスチック製エアガンは、金属製モデルガンとは話が異なる。そもそも強度が持たない。

もしかしたら火薬の量減らしてなんとかなるだろーか?
そういうことをする馬鹿が居るという過程をする限りでは、危険といえば危険かなぁ。

日本遊戯銃協同組合(ASGK)からの発表によると、今回の件についてのコメントは、次のようになっている。一部を引用して紹介する。

(ここから)

( なんとなく不安、の正体は何か )
 不安の正体は、火薬入り密造薬莢、というものです。それは自然と生まれてくる訳ではありません。それを作り出す過激な者がどこかにいるのかもしれないのです。
 M40A1のときに出現した火薬入り密造薬莢は、ある小売店が営利目的で作ったものでした。数百発を販売していたと当時聞いた記憶があります。悪意のある者は、そのようなものを作って販売すれば社会的な安全が脅かされることを承知で行動してきます。そして彼らは、悪意と共に知識と技術を持っています。


( タナカはなぜ家宅捜索を受けたのか )
 M40A1で発火する火薬入り薬莢を作ることは、実はあまり難しくないのかもしれません。とにかく22口径の実弾を発火させることができたほどの、強力な打撃力を有していたのですから、かなりラフな構造でもよかったのでしょう。
 しかし、タナカのカシオペアタイプ製品で発火する火薬入り薬莢を作ることは、かなり難しいのではないでしょうか。もともとM40A1とは比較にならないほど弱い打撃力しかない上に、当初の設計からかなりの改良が加えられ、打撃力は相当低減しているはずです。力の伝達経路にふたつのクッションが加えられ、最終ストロークも3ミリから1ミリ程度へと極めて短くなっています。その厳しい条件下で火薬を発火させることはそれほど容易なことではないように思えます。火薬を発火させることを目的として作られたモデルガンでさえ不発があります。ましてや火薬を発火させないように努力して作られたタナカのエアガンで発火させるのは極めて難しいことなのではないでしょうか。
しかし、警察の担当の方から説明を受けましたが、それでも発火する可能性があるとのことです。警察がわざわざそのような発火しやすい薬莢を製作して玩具銃を実銃に仕立て上げるとは考えられません。でも現実にはそのような発火しやすい火薬入り薬莢が警察の手元にはあるようです。
M40A1の発売後、1年余りが経過してから火薬入り密造薬莢が登場したのですが、それにははっきりとした営利目的がありました。今回は違います。タナカのカシオペアタイプ製品で発火する火薬入り密造薬莢がどこかで売られたとか、インターネットで売られたとか、あるいは誰かがどこかで見たとか、そのような情報はいっさいありません。つまり、今回の事件は営利目的ではないような気がします。


( 警察の捜索について )
タナカに対しておこなわれた捜索は正しいものだったと思います。しかし安全な玩具銃を作ろうと努力したタナカが罪に問われるかもしれないと考えると、やりきれない気持ちです。
今回の件はとても残念なことであり、とても悲しいことです。新しい可能性を持った玩具銃がひとつなくなりました。火薬入りの密造薬莢を入れられても発火できないようにとタナカが企業努力したにもかかわらず、過激な者はその上を行く技術で発火できる薬莢を密造したのでしょうか。前述したような理由でASGK公認は難しかったのですが、業界の方もファンの方も、タナカの新製品を歓迎してくれていました。本当に残念です。

(ここまで)

なんかなー。一部の過激な部分が世間の目に触れて厳しい規制にあうというのは、2次元児童ポルノを思い出す。違法改造のせいで合法と思われる銃にまで規制の手が伸びてくるわけね。3次元児童ポルノの存在で2次元が規制されそうになる如く。

「タナカが業界団体の自主検査を受けずに発売したのは悪質と判断、異例の逮捕に踏み切った」ということだが、これまでの記事で書いたように、自主検査を受けていたが許可には至らなかった、というほうが正しい。しかも、許可がないと発売できないという性質のものではないのだ。

このあたりはビデ倫を通してないビデオとかに近いのかなぁ。業界の自主検査基準には満たないけど一部で流通してて、ある日突然検挙されるというような。
絶対大丈夫、というものでは無いこともメーカーは認識して売っていそうな気がする。

原発ネタ

古いネタみたいだけど面白いので。

原子力宣言(嘘)』 

諸君、私は原子炉が好きだ。 
諸君、私は原子炉が好きだ。 
諸君、私は原子炉が大好きだ。 

軽水炉が好きだ 
重水炉が好きだ 
高速炉が好きだ 
転換炉が好きだ 
BWRが好きだ 
PWRが好きだ 
GCRが好きだ 
ATRが好きだ 
FBRが好きだ 

福島で 柏崎で 
東通で 東海で 
浜岡で 美浜で 
敦賀で 玄海で 
高浜で  泊で 

この国内で行われるありとあらゆる原子力発電が大好きだ 


制御位置をならべた隔離弁の一斉閉鎖が 
轟音と共に主蒸気を遮断するのが好きだ 
点検エリアで吊り上げられた原子炉給水ポンプが 
分解点検でばらばらになった時など心がおどる 
操作員の繰る循環水の100インチ弁が冷却水を逆流するのが好きだ 
中性子線を放出して暴走する炉心から噴出してきた放射性蒸気を 
格納容器冷却系で強制凝縮させた時など胸がすくような気持ちだった 
ポジションをそろえた炉内の制御棒が中性子束分布を構成するのが好きだ 
教育訓練初期の新人が既に閉止しているバルブを何度も何度も締めつけている様など感動すら覚える 
使用済みの核燃料達を専用輸送容器に吊り込んでいく様などはもうたまらない 
異常加速するタービンで私の引き降ろしたトリップハンドルとともに 
金属音を上げる中間塞止弁がばたばたと緊急閉塞するのも最高だ 
僅かな残留核反応が炉心中心部で再臨界して発生した中性子SLC装置の90k高圧注入吸収剤でシュラウド外周ごと 
完膚なきまでに吸収しつくした時など絶頂すら覚える 
地元以外の地区からやってくる反核団体に罵詈雑言を言われるのが好きだ 
必死に守るはずだったプラントで事故が起き設備が損壊し 
報道されている様はとてもとても悲しいものだ 
経済産業省の無理難題に押し潰されて残業させられるのが好きだ 
○リーン○ースにウロウロされ 
夜逃げのようにMOX燃料を搬入するのは屈辱の極みだ 

諸君 
私は原発を 
夢のような原発を望んでいる 
諸君 
私と同部門に就く 原子力本部同僚諸君 
君達は一体何を望んでいる? 
更なる原発を望むか? 
停電と電圧低下の無い安定した供給体制を望むか? 
制御技術の限りを尽くし 
136万kWの出力を誇る 
大出力の発電プラントを望むか? 

ニュークリア ニュークリア ニュークリア 
「原発!!原発!!原発!!」 

よろしい 
ならば原子力だ 

我々は満身の力をこめて 今まさに設備を増設せんとする推進派だ 
だが 
この暗い逆風の底で半世紀もの間堪え続けて来た我々に 
ただの原発ではもはや足りない!! 
増殖炉を!! 
夢の原子炉高速増殖炉を!! 

我らはわずかに当社の一部門 
2000人に満たないサラリーマンに過ぎない 
だが、諸君は年間被曝量10mSv超過の現場対応要員だと 
保健安全センターが管理している 
ならば我らは諸君と私で 
年間許容総被曝量100,000mSvと50mSvの放射線管理区域作業員となる 
我々を認識の彼方へと追いやり 電気を無駄使いしている連中を叩き起こそう 
遮断器を投入して 送電を開始し エアコンをフル稼働させ思い出させよう 
連中に『新・電活生活』の味を思い出させてやる 
連中に『オール電化住宅』の快適性を思い出させてやる 
そう遠くない未来には 
奴らの感覚では思いもよらないエネルギー危機が迫っている事を思い出させてやる 

2000人の原子力部門の技術職員で 
関東圏内の電力の40%を供給しつくしてやる 


「全制御棒引き抜き開始」 
「福島第一原子力発電所初号機始動」 
「炉心臨界!!」 
「原子炉モードスイッチシャットダウン解除」 

『原子力本部本部長より 
 全原子力発電プラント操作室へ 
 目標、定格熱出力一定運転 
 プルサーマル発電!!』 

第二次核燃料リサイクル計画、状況を開始せよ 

征くぞ 諸君 

割と生死が隣り合わせな感じが元ネタと良いマッチングですねぇ。新人は必死にバルブを閉める。

こちらは色々あって削除されたサイトのミラーです。ネタがネタな上に立場も有って、本音を言った政治家のように責任取らされたらしい。
で、面白いんですが用語を先に理解しないと難しいかもしれないのでまずはコレ。
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/glossary/hu06.html
色々な方式がありますが今回はこの騰水型。図のように炉心の熱で蒸気がタービンを回し、水に戻って循環するのが基本です。
水は冷却材、炉心から熱を取り出す役目ですね。漏れたりしてカラ焚きなんかしたら大変なコトですがメルトダウンする前に緊急停止でしょう。

冷却材に関する事故で最も深刻なものは、冷却材喪失事故である。ボイド(蒸気の泡)の異常な増加や冷却材の漏洩がこれに当たる。原子炉の冷却が十分に行われなくなると、メルトダウン(炉心溶融)を引き起こし、最悪の場合、原子炉は爆発に至る。これを防ぐ為に、原子炉には非常用炉心冷却装置(ECCS)を設けている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E5%8D%B4%E6%9D%90

重水と区別して軽水と呼ばれますがタダの水です。減速材を兼ねているのでいくらか汚染されます。

沸騰水型原子炉では、冷却材として軽水が使われており、核分裂による熱エネルギーは蒸気として取り出される。軽水には中性子の減速効果があるため、同炉では減速材としての役割も兼ねている。冷却材とタービンを廻す蒸気が同じであるため、これに関わる系をすべて遮蔽しなければならない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E5%8D%B4%E6%9D%90#.E6.B2.B8.E9.A8.B0.E6.B0.B4.E5.9E.8B.E5.8E.9F.E5.AD.90.E7.82.89.E3.81.AE.E5.86.B7.E5.8D.B4.E6.9D.90

トリチウムとかできてるかも知れませんが飲んだりしなければ平気です。

三重水素からの低いエネルギーのβ線は、人間の皮膚を貫通しないので、吸引したり飲み込んだりしない限り安全なはずである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8D%E6%B0%B4%E7%B4%A0#.E5.8E.9F.E5.AD.90.E9.87.8F

原子炉関連施設内では外界に比べると高いレベルのトリチウムが存在し、炉の運転・整備、核燃料再処理時に発生したものが大気圏や海洋へ計画放出されている(施設起源トリチウム)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8D%E6%B0%B4%E7%B4%A0#.E7.92.B0.E5.A2.83

重水*1も自然より多いでしょうけど、大量に飲んだりしなければ以下略。
減速材は核分裂の効率を上げる働きをします。
http://www.bousai.ne.jp/vis/bousai_kensyu/glossary/ke37.html

ウラン-235は、スピードの遅い中性子(熱中性子)と衝突すると核分裂し易い性質があるため、ウランを燃料とする原子炉の中で核分裂を効率よく起こすためには、核分裂で生じた高速の中性子を熱中性子まで減速させる必要がある。

逆に核分裂を抑える場合は中性子を吸収する性質を持つ制御棒を挿入します。
さらに騰水型(BWR)の原子炉は冷却材のコントロールで反応制御ができます。

BWRの冷却材は原子炉内で沸騰しているので、増大する熱エネルギーに比例して冷却材中の蒸気の泡(ボイド)の量も増えてゆく。これは結果として冷却材の密度を低下させるが、軽水炉の冷却材は減速材でもあるため、冷却材の密度が減ると減速される中性子が少なくなり、そのため核分裂反応が減少していく。逆に核分裂反応が減少すると熱エネルギーが減って蒸気泡が減り、減速される中性子量が増えていくため、核分裂反応が増えていく。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B8%E9%A8%B0%E6%B0%B4%E5%9E%8B%E8%BB%BD%E6%B0%B4%E7%82%89#BWR.E3.81.AE.E8.87.AA.E5.B7.B1.E5.88.B6.E5.BE.A1.E6.80.A7

基本を踏まえたところで最後の注から引用。順番は前後します。
まずKK7中操、柏崎刈羽原発7号機中央操作室に関する注。

  • ABWR→アドバンスド・ボイリング・ウォーター・リアクターの頭文字。改良型沸騰水型原子炉のこと。
  • RIP→リアクター・インターナル・ポンプの頭文字。ABWRで採用された最新型の原子炉内部の水を再循環させるポンプ。
  • FMCRD→ファイン・モーション・コントロール・ロッド・ドライブの頭文字。ABWRで採用された電動駆動の制御棒駆動装置。

こっちは1F2中操、福島第一2号中央操作室。

  • 784MW→発電出力784メガワットだと中型出力の原発。車のエンジンで言う排気量とかエンジンパワーみたいなイメージ。
  • BWR4型→沸騰水型原子炉の形式の一種。今となっては旧型。
  • ノッチ駆動方式→従来型の制御棒駆動機構は制御棒の全挿入から全引抜までノッチ式で48段の段階的な制御しかできなかった。
  • PLR→プライマリー・ループ・リサーキュレイション、原子炉一次冷却水再循環系の略称。原子炉内の水を強制再循環させるポンプ系統。これで炉心流量を変化させると原子炉出力を調整できる。
  • CRD→コントロール・ロッド・ドライブの頭文字。制御棒駆動装置の略称。CR→コントロール・ロッド。
  • タービンバイパス弁→原子炉の蒸気をタービンへ流さずに直接復水器へ逃がす大きなバルブ。これを開けるとタービンへの蒸気供給が減るので発電出力も下がる。
  • SRI→セレクト・ロッド・インサートの頭文字。選択制御棒挿入装置。あらかじめ選んでおいた制御棒をSRI緊急挿入ボタンを押す事で複数緊急挿入できる。原子炉を完全停止しないで出力を抑えるのに使えるが、普通は絶対使わない。

その他。

  • DPI→ディスパッチ・パワー・インジケーターの頭文字。運転出力指示表示器の略称。
  • DPC→ディスパッチ・パワー・コントロールの頭文字。運転出力指示を表示すると同時にプラント自体の出力自動制御指令を出すもの。
  • 中性子密度増倍率計→中性子の増加率を示すメーター。核反応がどのように変化しているかを確認できる。反応増加が速すぎてこのメーターのレッドゾーンに入ってしまうと原子炉は緊急停止する。

で内容がこれですよ。

池谷「おお、すげー、タクミのやつ、高速ボタン押しっぱなしでパワーアップをしながら
   通常操作ボタンを小刻みに操作して中性子密度を警報値ギリギリにして
   パワーを上げていやがる!」
健二「見ろ!
   中性子密度増倍率計がレッドゾーンギリギリで上昇しっぱなしだぜ!
   しんじらんねーよ、まさに誤差1%以内の神業だ!」 

やめろwwwwwwwww

立花「信じられん、制御棒ドリフトテストスイッチと制御棒選択スイッチを高速で
   連打する事で複数の制御棒を駆動機構から引き外してドリフトさせ、
   そのまま一気にドリフトした制御棒を落下させてパワーを上げるなんて、
   そんなテクが・・・」
池谷「しかも、ドリフトによって急増した炉出力を抑える為にPLRの流量制御も
   同時に行っているぞ!」
健二「見ろ! 原子炉出力の上昇はほぼ直線的だ、余計な警報も出てねぇし、
   中性子密度増倍率計もレッドゾーンすれすれの、核反応全開加速。
   まったく信じられねぇ、
   反応度の印加と減少を平行に行ってバランスさせるなんざ、
   まるで炉心の核燃料反応が見えてるみてぇだぜ・・・」
イツキ「信じらないぜ、パワーが、パワーが上がって行く・・・
   制御棒が、ノーマルCRDなのに
   複数の制御棒が同時に駆動されているなんて・・・」
 
文太「フッ、制御棒ドリフト。制御棒が重力で落下する事を利用した、
   引き抜き動作だけにしか行えない究極の裏技だ。
   あの野郎も少しは出来るようになってきたな。」
   (シュボッ<タバコ着火
 
立花「自由落下する制御棒の反応度印加を推定して再循環流量を
   先行調整するなんてのは、普通の運転員の出来る事じゃない・・・
   さすが文太の息子だな。」

制御棒ドリフトって事故じゃねーのか?wwwwwwあぶねぇwwwwwwwww

原子力ネタリスペクトなのか妖精現実フェアリアルにはこんなのもありました。

山岡: 電磁波は料理と深い関係にあります。炭火で焼いた焼き肉がうまいのは遠赤外線の作用だし、天日で干した干物のうまみは、紫外線によるタンパク質分解酵素の活性化、遊離アミノ酸の増加によると考えられる。またこれは調理のあるべき姿とは言えないが、電子レンジはマイクロ波を利用している。

山岡: しかし天日で干す場合、時間をかければかけるほど味は熟成するが、同時に、強烈な陽射しのせいで蒸れたり腐ったりする危険も増す。本来は時間をかけたいが、かけ過ぎることができない。もっと短時間で、長時間天日で干したのと同様の効果を出すことができれば、このジレンマは解決する。ガンマ線の照射がその答えです。このアジは開きにしたあと、天日で干す代わりに強力なガンマ線を照射したもの。放射線の平和利用がいかに素晴らしいか示すため、あえて、それ以外には手を加えず、単純に焼いただけ。一般の家庭で作るには、蛍光灯に付属しているグローランプを30万個ほど並べれば手軽に代用できます。

「グローランプを30万個」は手軽じゃねぇw
「サバ文化漬け」「アジ原子力干し」って並んでたらなんか同列のものにみえるだろうかw

海原雄山: さよう、マダイの頬肉。そのまま普通に調理しても絶品だが、それを内部被ばくさせてあります。

京極: 被ばくした魚…!

海原雄山: ご心配なく。被ばくさせたのは捕獲直後。半減期は38分。つまり今こうしてお出しする時点では、放射能は事実上ゼロです。その代わり、半減期の短い同位体をいかに海水に組み込むかでは大変な苦労をしました。

唐山陶人: 海水に組み込む?

海原雄山: まず世界で最も汚染がないトンガの海水を採取しました。次にこれを実験室内で徐々に加熱、凝固点の違いを利用して、塩化ナトリウムのみを分離する。同時に塩素の放射性同位元素である塩素38を使って特殊な方法で合成した放射性の塩化ナトリウムを、分離した塩化ナトリウムと同量、加える。この作業によって、トンガの海水が塩化ナトリウムの塩素部分のみ放射性に置き換わった放射性の海水となるわけです。半減期が38分であるから調理は手際よく行わなければならない。極上のマダイを生きたまま、常温に戻したこの放射性海水の中に放り込む。ここからは「究極」側の担当者の説明とも一部重なるが、放射線は紫外線と同様の効果を及ぼし、腐敗なき熟成が行われる。しかし単なる外部照射と違い、線源は海水そのものなので、タイの体内にも浸透し、隅々まで均等に効果が及ぶ。しかも半減期が短いので翌日には放射能が抜け、安全に食べることができる。その結果は…言葉で説明するより味わっていただくのが早いというもの。

放射性の塩化ナトリウムwww
38分で体内に浸透はしない気がするが・・・しかしよく考えるなぁw

海原雄山: フフッ、士郎。おまえは放射線と言えば外部から被ばくするものとの固定観念にとらわれ、内部被ばくにまで考えが及ばなかった。電子レンジが調理のあるべき姿でないと言いつつ、おまえは放射線を単に照射しただけで満足し、それより先を考えようとしなかった。放射線を浴びせることで熟成させるというのは放射能料理の入口に過ぎないのだ。単に浴びせましたというだけで「究極」とはかたはらいたい!

思考停止イクナイ!w
どう見ても反対派への皮肉です本当にありがとうございました。

*1:水の同位体中性子が一個多い。自然に存在し、普通の水にはごく僅かに重水が含まれる。三重水素トリチウム)や酸素の同位体を含むものも重水と呼ぶが、狭義には重水素(デューテリウム)と酸素16で構成された分子。「軽水」の水素は中性子を含まない。

スーパーライトなのどごし

こんなのがあった。

なんだよ超軽水って。ごく僅かな重水を取り除いたからなんだというのか。

動物実験の後、人間の実験も開始すると聞きましたが公式な臨床試験ブダペストの3つの病院で1995年に開始されましが私たちは患者がコード化されたボトル中の水を飲む重盲検査実験を行ないました。重水素減少水を飲んでいるかどうか分かりませんでした。その結果は、実験結果が正しいものであることを証明した。私たちは、胸、肺および前立腺の腫瘍が重水素減少水に対して最も良い反応を示しましたが、大腸中および直腸中の腫物はあまり反応がないことが分かりました。しかし、手術後の転移を防ぐため、この水を飲むことは、これらの場合において重要です。

実験したとは言うもののどんな患者でどういう結果がでたかわからんな。他の影響とか自然治癒とどうやって区別したのか。

公式実験の前にこの水を飲んだ人の話をしたいと思います。私には医者の友達がいます。彼は手術不可能な前立腺癌と診察されました。彼は重水素減少水を飲み始めました。一か月後に、彼の腫物は目立たなくなり、排尿に関する問題もなくなりました。そして、8年前に症状がなくなりました。もう一人の医者は、彼の患者の1人に使用するため、一この水を私に求めてきました。その患者はわきの下に拳大の腫瘍がありました。肺にも転移していました。3か月の長い治療の後に、腫物は消えました。私たちは100以上の効率的なケースを記録しました。水は有害な副作用はありませんが、効果が現れはじめると、患者は疲れたり、気力がなくなったりします。肺癌の場合、通常、咳に苦しみ、どろっとした痰が出てきます。体の表面付近に腫物は発生し、体から外に出ます。私が強調したいのは、万病薬など存在しないということです。生物学の法則があります。それらの法則は生命体の機能を規定します。私たちは腫物を殺すのではなく、健康な細胞は適応することができるが、腫瘍は適応できず、最終的に死滅する環境を作るのです。

思いっきり「好転反応*1じゃねぇか。特に効果は無くて一時的に悪化してるだけだろ。

重水素とは生体を(人の場合)約70年かけて老化、病気、癌により、死に至らしめる毒であると考えられる。それが現在の地球の生態系となりうる。当初より重水素濃度の低い地域環境にては、その毒性が弱められよう。重水素ゼロの環境は実現不可能だが、もし可能であれば、はたしてアンチ・エイジング(不老不死、若返り)は可能なのかどうか興味深いことであろう。

フリーラジカルが騒がれてた時と同じようなことが書いてあるなぁ。そういえばフリーラジカルどこ行った?

重水の融解熱は軽水と比較して5%高い。つまり5%余分なエネルギーを必要とします。
重水は融解熱が高く、人の細胞内では代謝のスピードが1000倍遅くなるとの研究者の報告があります。人間の体内には体重70kgとすれば42kgが水です。そのうち重水を150ppmと換算すると6.2gが重水です。重水の人体に対する基礎代謝影響力はおおよそ1000倍と換算されます。単純計算で1ppm重水濃度が下がれば1%基礎代謝が高まると計算できますが、単純には25ppmのウルトラライトウォーターを10日飲んでも現実は計算通りに下がりません。モニターによる検査結果は平均2ppmの減少でした。ほとんどが汗や尿から排出されたと考えられます。飲みつづけることで一ヵ月後には6ppmの減少、三ヶ月飲み続けることで平均20ppm減少しました。20%減少が即20%基礎代謝が高まるとは単純には計算できません。がしかし多くの人が飲みつづけた結果、基礎代謝は高まり、NK細胞も増加しています。多くの人が若返りました。

さらっと「重水の人体に対する基礎代謝影響力はおおよそ1000倍」とか書いてるが根拠はなんだ。融解熱が高いのは代謝と関係あるのか?仮に重水の代謝が本当に1000倍の時間かかったとしても、だからなんだ。
6グラムの重水といったって一箇所に6グラム有るわけではない。問題は濃度だろう。42000分の6なんて極めて薄い、しかもそれ自体が弱い毒などはっきりいってどうでも良い。
沢山飲んだらヤバイけどね。

重水は、物質の溶解度、電気伝導度、電離度などの物性や反応速度が軽水とは異なる値を示す。それ故、飲料水などとして大量に(体重に対して数10%以上)摂取すると生体内反応に失調をきたす。重水中では魚類はすべて死に、植物は発芽しない。微生物は重水中でも培養できるものもある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%B0%B4#.E5.8C.96.E5.AD.A6.E7.9A.84.E6.80.A7.E8.B3.AA

高濃度の重水なんて手に入らないだろうな。
あと基礎代謝が高まったからといってNK細胞の増加と繋がらないだろう。なんで免疫活性すんのかな?

既に多くの方が奇跡の水により健康を維持し取り戻されていますが、重水素減少水によっても、ガン、白血病、自己免疫疾患、筋腫、高血圧、肝臓病、脳梗塞疲労、不眠、シミ、美容などに多くの方から治癒、改善の報告がもたらされています。

ものすげー万能ぶりだなおい。「私が強調したいのは、万病薬など存在しないということです」とか書いてあったと思うが。

癌細胞が分裂サイクルに入ってあるタイミングで重水素を必要としますが、そのとき重水素が不足していると細胞代謝が狂い、分裂できないばかりか壊死することがあることがわかりました。

ガン細胞が重水素を必要とするなんて初耳なんですけど。

ハンガリーで1999年の夏に認可されたのはVetera-DDW-25と言う名前の動物用抗がん剤重水素減少水中身はウルトラライトウォーター25ppm)です。犬や猫の腫瘍治療が可能となり、Vetera-DDW-25を使用した獣医師たちは現時点で入手可能などの抗がん剤よりも効果が高い事を確信したのでした。ヒト用抗がん剤としてはハンガリーにおいてDepletinと言う名称で登録し現在認可申請中です。

ハンガリー・・・本当に認可しちまったのか?
こう怪しいとウソだったりしないとも限らん。

最も共通的な副作用は落胆、虚弱、傾眠である。一般的に動物でもこれらの症状は治療初期に現れ、数週間続く。この減少はDDWによって引き起こされる腫瘍の壊死によるものである。

「腫瘍が壊死」しているなら腫瘍の存在で阻害されていた機能が復帰して症状は軽減されるのが普通じゃないのか。
どう考えても衰弱している。そのまま死ぬか自然治癒するのを待っているようにしか見えない。
これはデタラメだってだけじゃない。単なる健康法に留まらずガン患者の苦しみやペットに対する愛情を食い物にする超軽水、少なからず怒りを感じる。こんなものにだまされてはいけない。

*1:症状が出るのは良くなってる証拠という理屈。信じると場合によってはえらい目にあう。宗教もよくやります。「信仰によって罪の報いを受け清められるが、同時に信仰に守られてこの程度の事故で済んだ。」などという具合。