あなたの見ている色は本物ですか?

訂正記事もあってかなりへこんでいる様子なんですが。

こういうのが得意じゃない人のために説明すると、色を感じる細胞が赤・緑・青(つまり「RGB」)に対応していて、光の波長に応じて赤ならどれぐらい赤いのかを信号の強さとして視神経に伝えるわけですね。そうして3色の配合によってマゼンタならマゼンタと色を感じられるわけです。RGBのバランスとして。
ただ確実に言えることというのは、ある物体が反射した光を視細胞が捉えた時にどういうバランスで信号が発生するかという所までであって、見た人の精神に生まれるイメージまでは保証できません。
あなたが見ている赤と私が見ている赤は、同じリンゴが反射した同じ波長の光であろうとも同じであるという保証は無い。
そこまでいったら哲学の領域ですか。現象学ってヤツになるのかな?
こういうことだからプロでも間違えるんでしょうね。コメント欄もそういう話になってますが、視覚、いや知覚ってヤツは深いですなぁ。