ちょっとコーラでも

http://arekorenavi.info/archives/2006/11/192209.php
コーラ百八つの伝説についてはMYTHBUSTERSでいくつか検証してほとんどウソでしたけどね。車のボディはリン酸の効果で綺麗になるんだったかな?
それよりアメリカの軍人がクソ暑い国でもコーク大量消費してるのかどうかが気になる。ペットボトル症候群になるから制限されてるとか有りそうな。
激しい運動の後にコーラ一気飲みなんかすると死にますよーって話もあったりします。
http://osha-bun.hp.infoseek.co.jp/oshabun-3/025Fenton.html
最後の方で出てきます。

ぼやき先生:コーラは銅イオンを多く含むと聞いたことがあるんだが、それが本当なら、コーラの銅イオンと、激しい運動により生成した活性酸素からフェントン反応がおこり、ヒドロキシル・ラジカルが大量発生するという危険が起こる、と説明がつく。

コーラが銅イオンを多く含むなら、という話ですが。
最初から見ていくと他にも面白い話があります。ビタミンCだけ摂ると良くないとか。プルーンより肉とか。

過酸化水素が金属イオンと反応すると発生するんでしたよね、ヒドロキシル・ラジカル。フェントン反応でしたっけ?
媚多眠氏:そういうことです。おもに鉄(Fe)イオンや銅(Cu)イオンですね。
迷ホラ吹き:そんなものが身体の中にはウロウロしているってことなんですか?
ぼやき先生:タンパク不足の人はね。

ぼやき先生:過酸化水素が金属イオンと反応するとヒドロキシル・ラジカルが発生するといったが、もう少し正確にいうと『一価銅イオンや二価鉄イオンと反応すると』ということなんだな。

ぼやき先生:スーパーオキサイドを除去する酵素SODは銅が必要だし、過酸化水素を除去する酵素カタラーゼは鉄を必要としている。鉄が不足すると貧血になるなんて話も聞いたことがあるだろう。
迷ホラ吹き:そうかぁ。
ぼやき先生:イオンの状態でウロウロしなければいいということなんだな。
迷ホラ吹き:なるほど。
ぼやき先生:そこで、出てくるのが「セルロプラスミン」という糖タンパクなんだ。

ぼやき先生:前回、セルロプラスミンはSODと同じような働きをするといったが、おもに血液や関節液などSODの無いところで働くと思われているんだ。
媚多眠氏:おもなSODは「銅・亜鉛-SOD」と「マンガン-SOD」ですが、これらは細胞内にしか存在しませんからね。
ぼやき先生:セルロプラスミンのさらに役に立つことは、危険物の一価銅イオンをつかまえてくれるってことさ。
媚多眠氏:これが、セルロプラスミンのとても大切な役割の一つです。

迷ホラ吹き:セルロプラスミンは、二価鉄イオンはつかまえてくれないのですか?
ぼやき先生:残念ながらな。二価鉄イオンをつかまえてくれるものはないんだ。

ぼやき先生:願ったりかなったりで、二価鉄イオンはセルロプラスミンに出会うと三価鉄イオンにかえられてしまうんだな。そして、その三価鉄イオンはトランスフェリンやフェリチンがつかまえてくれるということさ。
迷ホラ吹き:へえー、セルロプラスミンってけっこう働き者なんだ。
ぼやき先生:そんなわけだから、身体の中の一価銅イオンや二価鉄イオンは実際、微量しかないんだ。だが、ゼロではないってことなんだな。
媚多眠氏:その、わずかしかない一価銅イオンや二価鉄イオンが、陰険な過酸化水素を最強のヒドロキシル・ラジカルにかえるのがまずいんですね。
ぼやき先生:このとき、銅イオンは酸化されて一価から二価に、鉄イオンは二価から三価になるんだが、ここにビタミンCがあると、還元作用を発揮して二価銅イオンを一価に、三価鉄イオンを二価にもどしてしまうんだ。

ぼやき先生:タンパク不足の食事をしている人や、ビタミンCを1日10g、20gというような大量摂取している人は、ビタミンEやイチョウ・フラボノイドなどのラジカル除去剤もタップリ摂取しないと、活性酸素対策が手抜かりになるということだな。

ぼやき先生:プルーンは、鉄が多いらしいじゃないか。
迷ホラ吹き:だから、貧血の人に良いんじゃないんですか?
ぼやき先生:ヘムと結合したヘム鉄ならいいんだが、植物に含まれる鉄はイオン化鉄なんだ。
迷ホラ吹き:植物に含まれる鉄ってことは、ほうれん草もそうですか?
ぼやき先生:ほうれん草が植物でなければいいんだがな。
媚多眠氏:イオン化鉄を多く摂取すると、体内で二価鉄イオンが生成する確率も大きくなるということですよ。