ミソ

オブイェクトの記事内コメント欄で湾岸戦争時のPAC2に関して
山田朗教授に聞いてみよう : 週刊オブイェクト

ちなみにGAOの報告はこれ↓
http://www.globalsecurity.org/space/library/report/gao/b250335.htm
1992年4月GAOに「陸軍の評価は当てになんないぞ」と報告されたので、陸軍が再評価を行った。その結果陸軍は全交戦機会のうち25%が高い確率で弾頭破壊(warhead kill)に成功したと報告したんだが、それに対するGAOの評価報告。
で、「戦場では正確な評価に必要なデータがあまり得られていない」ので、「全交戦機会のうち9%だけが確実な弾頭破壊の証拠がある」が「陸軍が主張する残り16%はGAOの要求するレベルの弾頭破壊の確実な証拠が全部揃っていない」とした。

ちなみに陸軍は弾道がそれたりしたものも、mission killとして迎撃成功の勘定に入れている。warhead kill と mission killを合わせると全交戦機会の90%以上になる。結局基準をどこに置くかで変わってくるって話。

補足:不確実なwarhead killもあり、陸軍の主張する確実不確実warhead killは全交戦機会の約50%。

弾体曲がっちゃって飛んでこないのも迎撃率に数えてるから9割以上なんだって話しがあるけど、こういうことか。
何割が危険なコースで飛んできたんだろ。