素人
随分前に買ったまま死蔵していたフォークギターを夏ぐらいから出している。理由はこれ。
- 作者: 植松伸夫,仲野順也,浜渦正志,平倉信行
- 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
- 発売日: 2002/05/14
- メディア: ペーパーバック
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ヤマハＨＰで仕様を確認すると胴型はウエスタンで弦長651mm
2001年10月まで販売していたようだ。随分経ってるなぁ。
これらセットでの価格だからギターの方はもうちょっと安いものと思っていたが、まったく同じ30000円だった。ユーザーを増やせば十倍以上の値がする商品を売るチャンスに繋がることもあるわけで、なかなか初心者に優しいようだ。
ちなみに買ってすぐ教則本を見て音叉でチューニングしようとしたところ、抗張力の限界を超えてＡ弦を切った。すぐ予備を張って適当に他の弦とバランスをとってからチューニングメーターを買ってやり直したが、それ以来チューニングが少し怖かったりする。ギターの音は１オクターブ低いということを知ったのはごく最近、ウェブ上で情報を集めてからのことである。
再び取り出して古い弦を緩めようとした時にも、年月を経て劣化した弦は勢い良くはじけたが、あれも結構怖かった。そして１本だけ使って残っていた、MADE IN KOREAの赤みがかった予備弦５本は古すぎて使う気になれず、今も封を切ることはない。
とりあえず挑戦してみている曲は
- オープニング・テーマ(1)
- 街のテーマ(4)
- 少女リディア(4)
- 親愛なる友へ(5)
初期作品から収録の為か「親愛なる友へ」が２ページの他は１ページの短い曲で、曲集の後にいくほど長い曲が増えていく。
他にも「ギルバートのリュート」(4)なんかも気になるが３連符ｘ４で２ページ埋まっているからヤバそうだ。
また「悲しみのテーマ」(4)がどんな曲か思い出せないので出だしをちょっとずつ鳴らしたりしたが、トレモロ*1になっているので思い出すどころではなかった。金属弦でトレモロなんて１００億年早い。バリオスかよ。でも指の練習にはいいかも。
まずはオープニングがちゃんと出来れば嬉しいところだが、これが早くも壁になる。なにせズブの素人である。
コードを覚えてないので指運びがわからず教則本を同時に開くことになり、さらにこの曲セーハ*2あり、４音同時あり、ハイポジションに移動しのストロークダウンありの、こんな押さえ方*3するし
| ５ | ６ | ７ | ８ | |
| １弦 | 小 | |||
| ２弦 | 中 | |||
| ３弦 | 人 | |||
| ４弦 | 薬 |
結構歯ごたえある曲じゃないかと思うのは初心者だからだろうか。
さらには譜面の読み方を知らないで検索すれば違うものを見つけて勘違い、４連符*4じゃなくただの８分音符４つと付点４分*5が同時に始まってるだけとわかるまで悩む。そしてリピート記号の終了だけあって開始が無いのはどうすれば良いのか。小学校の音楽の時間かこれは。
さらには金属弦のハイテンションぶりと素人の無駄な力みが相乗効果を成し指先をいじめるのである。某店でナイロン弦を触った時は感動ものだった。
あと指が開かない。クラシックギターの標準も650mmらしいのでタブ譜の指示通りやれる用になるのが理想だが、「親愛なる友へ」の途中が
| ２ | ３ | ４ | ５ | |
| ３弦 | 中 | |||
| ４弦 | 薬 | |||
| ５弦 | 小 |
本当に出来るの？２フレ下端から５フレ下端まで9.5cmあるぞ。
人差し指じゃなくて？
弾けりゃ自由って話もあるが、なんだか腑に落ちない。
しかしもともとＳＦＣギター音色の曲だけあって自然な音が良い。５の曲は他に「レナのテーマ」「いつの日かきっと」「離愁」「街のテーマ」とそれっぽいのばかり。
腕があれば楽しかろう・・・orz
