大阪ガスの経済犯罪続き

GIGAZINEはこれまでも、いわゆる「ヤバい」案件を記事にしており、訴訟されることも念頭に置いており、顧問弁護士を付けています。前回の記事も率直な話、大阪ガスサービスショップ大阪ガスから訴えられることを前提にしており、それだけの覚悟をした上で掲載していますし、逆に言えばそれだけの確信があるからこそ記事にしているとご理解ください。

というわけで弁護士に相談した上で警察に。

・被害届は「器物損壊」についてのみ受け付ける
・ロゴや名称使用に関しては刑事課で取り扱う案件ではないが「脱法行為」の「経済犯罪」である疑いが強いため、大阪府警の生活安全課に資料を提供する

特に後者については、「ハガキにしろ、名刺にしろ、隅々までちゃんと読んで、なおかつ事前に知っていれば、大阪ガスサービスショップ大阪ガスは別の会社であって関係ないということがわかるが、知っていなければ判別できない。知らない者が損をするという現状を放置していることに問題がある。大阪ガスおよび大阪ガスサービスショップはそれぞれが別の組織であることを地域住民に戸別訪問する際、きちんと説明する必要があるのに説明していない。違法ではないが脱法行為に近く、組織ぐるみの経済犯罪に該当する可能性が大」であるとのことです。

組織犯罪です。

現時点ではここまでが現在のGIGAZINEの限界です。あとは警察がどこまで真相に迫れるか、ということになりました。今回の件で最も激怒すべきはほかの大部分のこのようなことをしていない善良な大阪ガスサービスショップだと個人的には考えています。しかし、悪質な大阪ガスサービスショップと善良な大阪ガスサービスショップを見分ける方法がわかりません。きっと、前回の記事と今回の記事を読んで「そのようなガスサービスショップがあるとは、許せない!」と怒るのが、良識あるサービスショップなのだと思います。

なお、調べてみると大阪ガスが2008年11月に「第3回企業倫理委員会」を開催するとのことなので、そこで今回の件が取り上げられることを期待します。

自浄作用は働くか?