MD

最近MD関連が多かった。ちうわけで。

またエルネオスはMD配備について「初期投資にすぎず、欠点修正の投資は無限に続く」と言いますが、どうしてこれが問題とされるのか理解が出来ません。何故なら投資が無限に続くのは当たり前の話だからです。兵器システムに「完成」が無いのは、何もMDに限った話ではないでしょう? 戦闘機だって戦車だって潜水艦だって、新しい装備を開発し、更新していくのです。未来永劫、半永久的にそれは続きます。一般の家庭でマイカーを定期的に買い換えるのと同じ事です。MDだって同じ事。これをおかしいと言うなら、「貴方のお家では何十年も自動車を買い替えないのですか?」という事になります。自動車そのものが要らないというなら構いませんが、必要とされている限りは買い替えは必ず行われる事なのです。


それと守屋絡みで守屋が関係したものは全て問題だ、とするのは短絡的な物の見方です。それとも読者をそうミスリードして、ドサクサ紛れにMDを叩いているのでしょうか。勿論、防衛利権として不必要な金の流れが発生した事は批判されてしかるべきですが、守屋が便宜を図ったものは全て不要だ、ということにはなりません。必要なものもあれば不必要なものもあります。

MDは金食い虫って言いたい人は喜んだんですかねぇ。必要なものに金かかるのはしょうがないのだ。

アメリカのミサイル防衛システムに反対しているロシアですが、実は日本の配備しようとしているMDには反対していません。何故なら反対する法的根拠が無いからであると、記事中で説明されています。(ロシアの反対しているMDは、東欧配備のアメリカ軍の装備)その上、このノーボスチ通信の記事は日本がMDを配備する事に大きな理解を示しています。(専守防衛の範疇であるとまで)

そして記事タイトルと本文中にある通り、もはやミサイル防衛思想は避けられないものであり、今後はMDを含めた戦力の均衡を図っていく段階にあると説いています。アメリカのミサイル防衛に批判的なロシアから、このような主張が出ている事は、少し意外な感じを受けました。しかしそれは当然の事なのかも知れません。

少なくとも近い将来に置いて、ロシアの戦略兵器にとってアメリカのミサイル防衛は脅威ではない(東欧配備予定のMDは配備位置からして米本土防衛用ではない)という分析が為されています。とはいえ、軍がこの程度の事を把握しているのは当然ですが。(つまりロシアのMD反対は多分に政治的なもの)ABM条約(Anti-Ballistic Missile Treaty)からアメリカが抜けた時も、ロシアは反対はしましたが「ロシアの安全保障に影響は無い」との声明を出しています。

ロシアが日本にミサイル撃つ気も日本をまたいで別の国に撃つ気もないなら、後はアメリカとの駆け引き次第というわけか。

何このマンガ面白いwww


キネティック弾頭カッコヨス(;´Д`)

打ち上げ実験見せてもらえなかった韓国ですが・・・テラ仲間はずれw