これは良いアナクロ

昔々のあまり品質の良くないコンピューター用モニターや家庭用テレビで接続した場合、高解像度白黒モードで絵を描画するとよく色滲みが出た。その滲みの色がタイルパターンによってはピンクだったり緑だったりするので、当時の開発者はそれを逆に利用し、本来白黒しか出せない所を、ピンクと緑を加えた四色モードとして活用していた。AppleIIとPC6001だけの独特の世界。

ドラクエもFC版WIZも濁点が色付いて見えたけど、色の出方を把握して利用する技術なんて確立してたんですね。16色CGもそうだが、色数を補うタイル職人ってすげぇ。
滅びた技術なのがまたなんというか知りもしない世界なのに郷愁感。