運が良いのか悪いのか

2日に帰宅したらある一匹が朝から食事をしていないと判明する。以前から*1頻尿でかつ一回あたりの量が少ない状態にあり、急激に痩せていた。診察は受けているが原因不明のままで、改善を期待して抗生物質ステロイドを投薬していた*2猫である。
ドライフードを口に入れたら2・3粒は食べたらしいが、このままではまずい。ひとまず市販の犬猫用栄養剤を飲ませてみようとしても不味いせいか*3吐いてしまった。それどころか口元に水の容器を持っていっても動かず、顔を背けさえしない。立っていられずへたり込む様子もあり明らかに弱っている。
動物病院は既に診察時間外だが、次の日を待つと連休に入ってしまうので相談すべく連絡すると、診てみなければなんとも言えないとのことで、とにかく連れて行く。
診察が始まり体温を測った所で「あっ」と声を漏らす獣医師。かなりヤバイらしい。脱水と体温の低下、ショック症状が出ているという。明日生きているかどうかもわからない程深刻だと説明される。もし平日だったら深刻さに気付かず連れてこなかったかもしれない。「衰弱している」ということを舐めてはいけないのだ。危うく殺してしまうところであり、悪運が働いたとも言える。
すぐに保温と点滴が必要ということで獣医に任せしばらく待つ。呼ばれると処置の説明。脱水が酷く皮下に点滴しても吸収しない為静脈を確保している。また、保温の為暖めた輸液を使っている。血液検査は血圧が低下して十分採血できない為限られた項目の検査を行った。腎臓の数値が悪い。*4
症状と処置の説明が終わると、夜は人がいないのでこのまま処置を続けるか連れて帰るか決めて欲しいと言われる。当直ぐらいいるのだろうが、休み前で人手が少なく、十分な監視は保証できないということだろう。処置を続けても朝になったら死んでいることが有り得ると念を押されるが、連れ帰ればせいぜい暖めるぐらいしかできはしない。殺す為に帰るも同然だ。処置を選ぶ。
3日、朝一番で連絡の手筈となっており、容態を聞く。まだ生きている。
午前中に面会に行って帰る前に詳しい説明を受けたが、いくらか症状が緩和して採血可能になり、改めて検査した結果、腎臓の数値は測定不能*5な程悪いと言う。今日・明日中も覚悟して欲しいとのこと。夕方から腎臓の働きを助ける処置をするが、改善しても1週間生きられるかどうかわからないと言われる。
4日朝、こちらから容態を聞く。腎臓の数値*6も改善され、体温も少し上がった。意識も少ししっかりしてきたとのこと。
午後面会に行って説明を聞いたところ、注射器からいくらか食事をさせることもできたという。しかし安心できる状態ではない。いくらか落ち着いたが体力が回復していない。
今回は症状の原因について所見を聞いた。原因について断定はできないが、おそらく尿が出なくなったことに関係すると思われる。何らかの原因で排尿が妨げられると急激に腎機能が低下し、このような症状が起こる場合があるという。脱水も症状に拍車をかけている。また、心臓の機能が低下して循環が悪くなり症状を悪化させている可能性もあるという。
腎機能が低下して食欲が無かったのか。食べなければ脱水が進む。食べても腎臓が悪いと栄養が吸収されず尿に出てしまう。死のスパイラルだ。
・・・とまぁこんなだから予定もクソも無く家にいて、治療を任せて面会したらできることなんかないのであり、現実逃避でiアプリの不思議のダンジョンなんかやってりゃ大盗賊の洞窟クリアってなダメダメ休日。勘弁してください。引き続き現実逃避しまくり予定だとも、ああそうさ。動物病院の入院費って一日いくらだったっけな?
うはw俺色々ピンチwww
まぁ心配されてもやることかわんねーので、どっちかってゆーと優しい言葉よりアドバイスキボンヌ。メンタルは大丈夫。*7現実逃避は一流wwwおkwwwww

*1:2週間くらい

*2:最初の1週間は抗生剤のみ。埒があかないとステロイドが追加された。

*3:古かった?糖度高いからそう痛まないと思うが。変な臭いはしなかった。

*4:BUN:139.1 GLU:233 CRE:2.6 ALB:2.6 Na:123 K:7.4 Cl:97

*5:BUN:140以上でGLU:146 CRE:5.0 IP:12.7 Na:124 K:8.2 Cl:95

*6:BUN:82.8 CRE:1.7 IP:8.7 ALB:2.8 Na:135 K:4.9 Cl:103

*7:日記なんか書いてる時点で冷静。