ニセ科学

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/11/20gbr500.htm
とうとうきましたか。自分も家に帰ってみたら20万円のマイナスイオン浄水器が取り付けてあったことがありましてねぇ。あれ?トルマリンだったかな?まぁどちらにしても「水商売」のセールスです。速攻クーリングオフしましたが。
インチキ商品が流行るのはやっぱり、ご大層な数値をグラフで示した図とか、カナ・英字ばかりの説明文とかに弱い人が多いのでしょう。家の母がセールスに弱いのは自分が幼い頃から変わらないみたいで、別な要因かも知れないんですが。*1
特に悪質なセールスの場合、説明を理解できないのが分かっていた上で、むしろ高い値段によって「これだけ高いのだから良い物だろう」と値段で判断してしまう効果を期待しているかも知れません。でも良く考えるべき。理解できないからこそ値段で判断して、とにかく高い物は買わないようにすればインチキ商品で痛手を負うことは無い。しょうもない小物であふれるかも知れないけど。コードに付けると電磁波カットします的なヤツとか。
面白いところで、水ものと並んで波動業界も活発らしく農業コンサルタントが警告したという話もどこかで見ました。
なんでも有機農法に切り替えた農家が従来の測定方では有機農法の効果をアピールできず、波動測定器なんてものに大枚はたいてしまうとか。そりゃまぁ有機に変えたとたん劇的に成分変わったりしないでしょうからねぇ。同じ作物なんだし。それで差のある数値を出してくれるのが波動とは・・・そういえばマクドナルドかなんかも生体波動レベルが高い野菜をどうしたとかトレイ上の紙に書いてなかったか?大丈夫か農業。
ああこれだ。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=1505
水からの伝言」といえばよしつねさんとこでこれが紹介されてましたね。
「水からの伝言」を信じないでください
なんで林譲治なのん?
こういうのもあります。
nise kagaku
ちなみにこの菊地さんはトンデモ本白書2005で「あの結晶は残念ながらチンダル像ではなく・・・」と書いています。と学会もたまに間違うので、ネット上でチンダル像云々を見かけると訂正しているそうなんですが、既に権威と化してしまったと学会を信望する人間は聞き入れてくれないのだとか。菊地さんは会員番号65番のと学会メンバーです。
さて、せっかくだからちゃんとした科学のニュースも見ていきましょう。

リサイクルコストとか大丈夫なんでしょうかねぇ。面白いけど。

がん細胞ってすごいなぁ。実は救難信号キャッチして略奪に向かう宇宙海賊とか想像しちゃった。

蒸発するアルコールの表面張力・・・って、蒸発して小さくなる「縁」で引き寄せていくと最後は集まるってことかな?よく考えるもんだ。

既にミツバチの遺伝情報は解析済みなのか・・・

こちらは機械のハチ。SF的。

訂正

波動測定器導入してたのはマクドナルドじゃなくてモスバーガーでした。ロナルド、*2正直すまんかった。スーパーサイズミー面白かったよ。
http://www.hirayamakk.co.jp/cosmo/hadousokutei.htm
http://www.go-ki.com/katalog/superharuyaseseal/superharuyaseseal.htm

既に、スジャータモスバーガー資生堂などの大手企業が導入し、1999年には日本歯科医師会が医療測定器として認めています。

なぜ日本歯科医師会。

*1:過去、家には父の赤旗と母の聖教新聞が並存した。今は「目覚めよ!」と聖教新聞、新世界訳聖書の写し書きと聖教新聞のスクラップが両立している。信念が無いからこその実現。

*2:ドナルドは日本ローカル