NHKの集金

パチンコ屋が20億脱税したって韓国籍とは一言も言わないNHKの受信料ですよ。
こんなこともあったNHKですよ。
女性国際戦犯法廷 - Wikipedia
ぶっちゃけ集金にこなければ払うかどうか考えもしなかったと思うんですが、来たら来たで素直に払うのがためらわれる、そんな私にとってのNHK。
とは言ってもまったく見ないわけじゃないし。立花隆押井守にインタビューしたサイボーグ関連のドキュメント番組やらサイエンスゼロみたいな科学系とか、BS2や教育も含めて結構侮れないアニメや、あの無駄に面白いフランス語会話*1他の語学番組、さらに怪しい番組が多い中で結構安心して見られる健康番組「ためしてガッテン」など、受信料払っても良いと思わせる番組はあるから困る。
だからといって単なる集金人に「偏向報道するな」とか文句言ってもしょうがないので、腑に落ちないまま数か月分まとめて払ったのだが・・・諭吉かよ。高いっての。
払わないっていうんじゃなくて、問題が解決したら払う前提での支払い拒否ってできないんかな。
欲しい番組だけ買えれば一番良いんだけどね。プレビュー可で気に入ったら購入して続きを見るっていうならベスト。
ちなみにNHKアニメで割合最近のお気に入りはこんなの。
機巧奇傅ヒヲウ戦記
舞台は開国間近の日本。からくり人形を伝える村が突然襲われてしまう。村を焼かれた子供達が御神体の大きなからくりで戦いながら旅するのだが、からくりの「らしい」動きや重量感にこだわったアクションが面白い。ゼンマイが無いと動かないんだよね。敵はスチームの西洋からくりで、お互い弱点を意識して戦っている。
そしてもう一つの魅力が登場人物。
例えば命を張って敵討ちをしようとするシシとそれを止めるヒオウ。そばには大人達がいて、原田は敵を討てと言い、竜馬は命を捨てるなと言う。対立する大人達の間で試される子供達の心。親を殺されたシシと親から離れたヒオウがぶつかり合う。シシは親を思うあまり、ヒオウはシシを思うあまり叫んでしまうのだ。
「このべんべらぼうめぇ!」
そう難しいセリフ回しは無い。あくまでも子供の視点で、大人にも十分訴えるドラマが展開する良作だった。
Arts & Entertainment | Anime – On Anime
現代を舞台とするファンタジー。明るい色使いの可愛らしい絵柄にまず魅力がある。OPを見て気に入ればいける。あとババア猫好きも。*2
抑えた演技をするよう演技指導されているとかで、過剰な表現をせず普通に会話しているから、結構地味な雰囲気だったりする。主人公も無口で、いっつもつまんなそうな顔してるし。
しかし一癖あるキャラクターが揃っているから決して退屈はさせない。オカカ婆がカッパと闘ってただの、世界の皮膜がどうしただの、三角関係のあてつけだの、過去の約束だの・・・
「す・か・わ・ら、濁りません。」がお約束の地方局女子アナ、超行動派の須川原晶や、すました顔でおもわせぶりな深山美紀に不適な深山妹などなど女性キャラクターの魅力、ポンチョ姿で喋り方も可愛いわっくん、対人関係に悩む横浜編の若者達。
携帯電話を中心に展開していく物語構成も見事。なんだか妙にリアルな世界で日常の中に不思議な出来事が混じっている。あくまでさりげなく、何かが起きているのだ。だが気づいたときには・・・

*1:と学会誌に異例のTV番組掲載という怪番組。ホモネタ満載だった。ちなみに池澤嬢のマリみて出演に繋がった番組だったりする。

*2:オカカ婆イカス。次回予告の遊び心もいいやね。